2008年05月05日

GWの軽井沢 二日目の午後

 予想外の昼食と新たな珈琲店の発見に気を良くし、雄大な浅間山を右手間近に見ながら、国道146号を中軽井沢方面へ帰路につく。それでもやはり当初の目的に未練があったのか、もしや小瀬林道を逆からたどれないかと思い、星野温泉を左折、はやりの「村民食堂」(素材もよく値段もリーゾナブル。ただし混む)、「トンボの湯」を車窓に見て、いまはやりの「星のや軽井沢」の入り口までたどりついた。ちょうど中西悟堂の歌碑があるところであるが、そこからまさに道は未舗装となる。ただやはり通行止め。いつかはきっとと決意をあらたにし車を「三井の森」の別荘地方面に向ける。ここも旧軽方面への抜け道でもある。やがて「鶴留」という別荘地帯に出る。軽井沢の離山の裏にある隠れ家的地帯。浅間山ものぞめ日当たりもよく、秘かに山荘の移住計画も考えている。
 ただここに40数年前(昭和37年)に鉄道の駅があったことを知る人も少なくなったのではないか。草軽電鉄という列記とした会社が存在した。大正4年に新軽井沢駅から小瀬温泉までが開通、大正15年には新軽井沢ー草津温泉間全線55.5キロを約3時間半弱で結んだ。55キロを3時間半とは平均時速15.8キロ。いかに難路を走っていたかという証明である。私はこの路線を「天空を走る奇跡の鉄道」とでも呼びたい。それは新軽井沢から旧軽井沢のロータリーを左折し、三笠通りを直進、現三笠パークの入り口を左折、それから離山の裏、ちょうど旧軽井沢ゴルフ倶楽部を見下ろすように鶴留までかけのぼり、旧軽地区をはるか眼下に見渡しながら小瀬温泉へ。そこから車窓に浅間山をのぞみながら、まさに高原地帯を北軽井沢方面に抜ける。以前にその鶴留から、小瀬に到る道は車でたどり廃線跡を確かめた。今回は鶴留から三笠パークへの道を発見したいと意気込んだ。未舗装の砂利道をくだりはじめる。先日車検でタイヤをブリヂストンに替えたばかりと一瞬頭をよぎる。くだっていく正面に旧軽井沢ゴルフ倶楽部が視界に入る。このゴルフ場の旧さからいえば、当時はゴルフ場の裏を登山電車よろしく、この軽便鉄道が走っていたのだ。ゴルフプレーヤーのナイスショットのボールの先には、急勾配を登る草軽の姿があったかと思うとそれだけでアドレナリンは上昇する。何箇所か分岐の道で迷う。ただ判断としては勾配だ。鉄道としての限界はあるはず。自ずと緩い勾配を選ぶ。それでもここを電車がと思うような勾配が多々あり、ここが廃線跡かと自信を失うような場所は数箇所見受けられた。ただ山の斜面にそって平行に走る3本の道しかないのでそのいずれかであることは間違いない。最後の三笠パーク入り口へ到る道は間違いなく1本に絞られるので、これをもって今回の廃線走破の目的は達せられた。時間がある人は季節のよい時に歩いてみるのもよい。かなりしっかりした山歩きになるであろう。
 そんなことをしているうちに3時近くになってしまった。旧軽の山荘に戻り。ひやっとする風をベランダであびながら少し午睡。晩飯をどこにしようかなど考えつつ贅沢な夕方。
posted by vanfamily at 11:23| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 。ただやはり通行止め。いつかはきっとと決意をあらたにし車を「三井の森」の別荘地方面に向ける。ここも旧軽方面への抜け道でもある。やがて「鶴留」という別荘地帯に出る。軽井沢の離山の裏にある隠れ家的地帯。浅...
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